Fedora Core 6 MySQL 5.0系



前書き (執筆:2007/10/15)

このページではMySQLをMySQLのサイトからsrc.rpmを入手してインストールする方法について記載しています。

5.0系最新バージョンは 執筆時点で5.0.45-0 になります。
自分の環境に合わせて 6.0系 5.1系 5.0系 4.1系 4.0系 3.2系 を選択してください。

MySQLのサイトからsrc.rpmファイルを入手してインストールする際に注意する点があります。

  • dovecotのfc6.rpmパッケージを利用している方は注意が必要です。
  • 依存関係でmysql-5.0.xx-x.fc6.rpmが関係してきます。(詳しくはlibmysqlclient.so.15が依存関係になっています)
  • MySQL 5.0系以外を利用する場合は、依存関係を処理できる方のみにお勧めします。

最新Fedora Core6(以下FC6)にはMySQLは5.0系が用意されています。

  • つねに最新バージョンで運営を行いたい。
  • 運営の関係で他のMySQLバージョンを利用したい

等、特別な目的がある方以外はFC6で用意されているRPMパッケージの利用をお勧めします。
その際は下記のRPMパッケージをインストールしてください。

  • mysql-5.0.xx-x.fc6.i386.rpm
  • mysql-server-5.0.xx-x.fc6.i386.rpm

XOOPS Cube(以下:XOOPS)の運用を行う場合

XOOPS(Cube 2.0.16a)のみでMySQLを利用される場合はMySQL 3.23 または 4.1.22 以上 をお勧めします。
この場合MySQLはソースファイル(tar.gz)からのインストールをお勧めします。

またPHPはfc6.rpmパッケージだとPHP5が用意されています。
XOOPSでは、まだPHP5への動作が保障されていません。(ごく一部のモジュールのみがPHP5へ対応しています)
そのため、下記の方法の構築をお勧めします。

  • MySQL(3.23 later or 4.1.22 later or 5.0.27 later)、apache2+PHP4をソース(tar.gz)インストールする

最新版である XOOPS Cube Legacy 2.1.2 を新規に構築される場合は 使用モジュールの互換性もありますが、下記の構成をお勧めします。
※事前に使用するモジュールのPHP5に対する互換性の確認を行ってください。

  • MySQL5.0系
  • apache2.2系
  • PHP5系

※PHP4は開発期限が発表(メンテナンスのみの対応)になっていますので、可能な限りPHP5への移行が望ましいです

src.rpmファイルの入手

最新のsrc.rpmファイルを取得します。
ここではIIJのミラーサーバーを使用して入手しています。

$ wget ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/db/mysql/MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm

下記のように処理されます。

--10:04:58--  ftp://ftp.iij.ad.jp/pub/db/mysql/Downloads/MySQL-5.0/MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm
           => `MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm'
ftp.iij.ad.jp をDNSに問いあわせています... 202.232.140.139, 202.232.140.141, 2001:240:bb8f::f:0, ...
ftp.iij.ad.jp|202.232.140.139|:21 に接続しています... 接続しました。
anonymous としてログインしています... ログインしました!
==> SYST ... 完了しました。    ==> PWD ... 完了しました。
==> TYPE I ... 完了しました。  ==> CWD /pub/db/mysql/Downloads/MySQL-5.0 ... 完了しました。
==> SIZE MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm ... 24231255
==> PASV ... 完了しました。    ==> RETR MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm ... 完了しました。
長さ: 24231255 (23M)

100%[================================================================>] 24,231,255  1.42M/s   in 16s

10:05:15 (1.41 MB/s) - `MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm' を保存しました [24231255]

src.rpmファイルの展開・specファイルの作成

MySQL 5.0.45では root で rpmbuild のエラーが発生するのを確認されています。
作業は一般ユーザーで行う必要がありますが、そのためにはrpmbuildで使用されるディレクトリに対してパーミッション変更など一部作業が必要となりますのでご注意ください。
取得したソースファイルを元にspecファイルを作成します。

$ rpm -ivh MySQL-5.0.45-0.glibc23.src.rpm

下記のように処理されます。

   1:MySQL
警告: ユーザ mysqldev は存在しません - root を使用します
警告: ユーザ mysqldev は存在しません - root を使用します
########################################### [100%]

特別な構築を必要とする場合はここでspecファイルを修正してください。
参考までに主なデフォルト情報を記載しておきます。

  • バイナリファイルのディレクトリ:/usr/bin/
  • データディレクトリ:/var/lib/mysql
  • mysqldユーザー:mysql
  • mysqldグループ:mysql

etc

コンパイル(RPMパッケージの作成)

作成したspecファイルは FC6 の場合 /usr/src/redhat/SPECS/ 配下にできています。
それを元にRPMを作成します。
コンパイルや各種の環境テストが行われます。
(かなり時間がかかります。)

$ rpmbuild -ba /usr/src/redhat/SPECS/mysql-5.0.45-static.spec

下記のように処理されます。

実行中(%prep): /bin/sh -e /var/tmp/rpm-tmp.33141
+ umask 022
+ cd /usr/src/redhat/BUILD
+ LANG=C
+ export LANG
+ unset DISPLAY
+ cd /usr/src/redhat/BUILD
+ rm -rf mysql-5.0.45
  ・
  ・
  ・
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-server-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-client-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-ndb-storage-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-ndb-management-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-ndb-tools-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-ndb-extra-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-bench-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-devel-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-shared-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
書き込み完了: /usr/src/redhat/RPMS/i386/MySQL-debuginfo-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
実行中(%clean): /bin/sh -e /var/tmp/rpm-tmp.63727
+ umask 022
+ cd /usr/src/redhat/BUILD
+ cd mysql-5.0.45
+ '[' /var/tmp/MySQL-5.0.45-build '!=' / ']'
+ '[' -d /var/tmp/MySQL-5.0.45-build ']'
+ rm -rf /var/tmp/MySQL-5.0.45-build
+ exit 0

作成されたRPMのパッケージは /usr/src/redhat/RPMS/i386/ 配下にできています。

-rw-r--r-- 1 userID userGr  6467588 10月 14 15:32 MySQL-bench-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  5123624 10月 14 15:31 MySQL-client-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr 26411153 10月 14 15:32 MySQL-debuginfo-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  7260796 10月 14 15:32 MySQL-devel-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  2740427 10月 14 15:32 MySQL-ndb-extra-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  1085755 10月 14 15:31 MySQL-ndb-management-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  1509649 10月 14 15:31 MySQL-ndb-storage-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  6953702 10月 14 15:31 MySQL-ndb-tools-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr 17596083 10月 14 15:31 MySQL-server-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
-rw-r--r-- 1 userID userGr  1749743 10月 14 15:32 MySQL-shared-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm

インストール

ここでは下記のパッケージをインストールします。
必要に応じて他のパッケージを追加してください。

$ rpm -ivh \
  MySQL-server-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm \
  MySQL-shared-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm
  MySQL-client-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm \
  MySQL-devel-5.0.45-0.glibc23.i386.rpm \

初期処理

インストール時のメッセージで表示されたようにパスワードを登録します。

/usr/bin/mysqladmin -u root password 'new-password'
/usr/bin/mysqladmin -u root -h dreamer-site.net password 'new-password'

 (注:ここでは本サーバーのドメインとして dreamer-site.net が表示されています。)

rootアクセス時のパスワードを登録

$ /usr/bin/mysqladmin -u root password 'パスワードを入力'

同様にユーザー:root ドメイン:(サーバードメイン)のパスワード登録

$ /usr/bin/mysqladmin -u root -h your-domain password 'パスワードを入力'

 (注:your-domain の箇所をメッセージに表示されたドメインに置き換えてください。)



Last-modified: 2015-04-23 (木) 15:22:28 (946d)