Fedora Core 4 dovecot


dovecotのインストール

まずRPMパッケージがインストールされているか確認します。

# rpm -qa | grep dovecot
dovecot-0.99.14-4.fc4

と表示されればインストールされています。(数字の部分はバージョンですので異なる場合があります。)

インストールされていない場合は yum を使ってインストールします。

# yum install dovecot

FedoraのFTPサーバーに問い合わせがかかり、最新版のdovecotがダウンロードされます。
最後にインストールしていいか(y/n)と聞かれるので y でインストールします。

基本設定 dovecot.conf の修正

dovecotの設定は /etc/dovecot.conf で行います。
修正・追記した箇所を抜粋して記載します。

# vi /etc/dovecot.conf
  • プロトコルの指定
    dovecotはPOP3/IMAPとSSL対応したPOP3S/IMAPSをサポートしています。
    必要に応じて設定を追記します。
    # Protocols we want to be serving:
    # imap imaps pop3 pop3s
    #protocols = imap imaps
        ↓
    # Protocols we want to be serving:
    # imap imaps pop3 pop3s
    #protocols = imap imaps
    protocols = imap imaps pop3 pop3s
  • listenするIPアドレスを指定
    IPv4/IPv6の両方に標準で対応しています。
    IPv4のみ対応するのであれば下記のように修正します。
    またSSL対応させる場合はpop3s/imapsも同様に設定します。
    imap_listen = [::]
    pop3_listen = [::]
    #imaps_listen =
    #pop3s_listen =
        ↓
    imap_listen = *
    pop3_listen = *
    imaps_listen = *
    pop3s_listen = *
  • SSL対応の指定
    特に修正は必要ないが、明確に設定するのであれば下記のように修正する。
    # Disable SSL/TLS support.
    #ssl_disable = no
        ↓
    # Disable SSL/TLS support.
    ssl_disable = no
  • SSL用サーバ証明書と秘密鍵のファイル指定
    SSL 対応にする場合、サーバ証明書と秘密鍵が必要になります。
    それらのファイルの指定をここで行います。
    証明書と秘密鍵の設定は、ここでは割愛します。
    #ssl_cert_file = /etc/ssl/certs/dovecot.pem
    #ssl_key_file = /etc/ssl/private/dovecot.pem
        ↓
    #ssl_cert_file = /etc/ssl/certs/dovecot.pem
    #ssl_key_file = /etc/ssl/private/dovecot.pem
    ssl_cert_file = /usr/local/certs/server.crt
    ssl_key_file = /usr/local/certs/server.key
  • Maildirの指定
    デフォルトで指定されていないが、自動で検出してくれます。
    明確化するためにもここで、Maildir形式を記載します。
    #default_mail_env =
        ↓
    default_mail_env = maildir:~/Maildir
  • OpenSSH+Chrootを導入している場合は下記の修正を行います。
    #valid_chroot_dirs =
        ↓
    #valid_chroot_dirs =
    valid_chroot_dirs = /home

dovecotの起動設定

RPMでインストールすると自動起動のスクリプトが用意されます。
これを有効にし自動起動するようにします。

# chkconfig dovecot on
# chkconfig --list dovecot
dovecot         0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

dovecot起動

自動スクリプトを使って起動させてみましょう。

# /etc/rc.d/init.d/dovecot start

正常に起動しPOP3/IMAPのそれぞれのポートに対して稼動しているか確認します。
それぞれのポート番号は下記のとおりです。
設定した通りのポートが表示されているか確認してください。

  • POP3(port 110)
  • POP3S(port 995)
  • IMAP(port 143)
  • IMAPS(port 993)
# netstat -an --tcp

Active Internet connections (servers and established)
Proto Recv-Q Send-Q Local Address               Foreign Address             State

   ( snip )

tcp        0      0 0.0.0.0:993                 0.0.0.0:*                   LISTEN
tcp        0      0 0.0.0.0:995                 0.0.0.0:*                   LISTEN
tcp        0      0 0.0.0.0:110                 0.0.0.0:*                   LISTEN
tcp        0      0 0.0.0.0:143                 0.0.0.0:*                   LISTEN


Last-modified: 2015-04-23 (木) 15:19:35 (1275d)