動画エンコードソフト



前書き (執筆:2007/06/18)

PCで動画をエンコードするにも近頃は様々な種類のフォーマットが出回り、初めてエンコードする方々の中には、目的のファーマットへエンコードするには、どのツールを使えばいいの?という人も多いかと思います。

ここでは、筆者が現時点で使っているエンコードツールを紹介します。
各ツールの利用方法は別ページ、または別途検索して探してください。

また必要最低限、コーデック、エンコード、デコード、フレームレート、ビットレート などの意味を覚える必要があります。

動画エンコードを行う際に、動画の変換だけでなく音声データも変換する必要があります。
たいていは MP3(MPEG-1 Audio Layer-3) の変換になると思いますが、これも動画のコーデック同様に MP3 の エンコーダーをインストールする必要があります。(LAME MP3 Encoder 等)
近頃はMP3のライセンス関係(Wikipedia - MP3参照)で Ogg Vorbis (Wikipedia - Ogg Vorbis 参照)を使用するユーザも増えています。


主なコーデック

ここでは、執筆時点でよく使われるコーデックについて簡単に説明します。
拡張子として記載していますが、本来はコンテナフォーマットと呼ばれるもので、コーデックに対して、それを格納するファイルフォーマットのことを指します。
主に使われているコンテナフォーマットを記載していますのでご注意ください。

DivX (拡張子: .avi .divx)
個人的にメインで使用しているコーデック
たくさんあるコーデックのなかで使った感じとして、一番扱いやすくきれいで圧縮率もイイ。ということで動画を扱い始めたころから愛用。
ストリーミングにも使えるようになり、DivX Web Player のプラグインを使ってブラウザでストリーミングとして再生することも可能。
エンコード有料(試用期間内は無料)
デコード無料
主な用途保存用
ストリーミング配信用
Windows Media Video (拡張子: .avi .wmv .asf)
動画配信サイトなどで著作権付配信(DRM保護)などでも、よく見かけるコーデック。
エンコードにはMicrosoftのサイトからMediaEncoder(Free)を入手することで可能。
設定内容が多種に渡るため、初めての人には設定内容が多くて戸惑う感がある。
またエンコードにかかる時間もそれなりに。
DivXのように別途インストールする必要がないため、PC初心者を対象にした動画配信にも適している。
エンコード無料
デコードWindowsなら特に必要なし
主な用途保存用
ストリーミング配信用
著作権付配信(DRM保護:有償)
H.264(H.264/MPEG-4 AVC 、 H.264/AVC) (拡張子: .avi)
MPEG2、MPEG4と比較して高い圧縮率が特徴。
利用用途が広くモバイル端末への配信、HDTVなど高品質な映像などにも用いられる。
ワンセグ放送でも符号化方式として利用。
PSP、QuickTime、iPodにも利用。(はてなより一部引用)
エンコード無料
デコード無料
主な用途保存用
Flash Video (拡張子: .flv)
Youtubeでたちまち一般ユーザにも目にかかるようになったコーデック。
現在のブラウザでは標準で組み込まれているFlashPlayerを使って再生できるため、幅広いプラットフォームを対象としたコンテンツ作成に向いている。
複数のバージョンが存在し、Youtubeなどで使われているバージョンはFLV1で、veohやニコニコ動画で使用している画質のきれいなものは On2 VP6/FLV4 という FLV4 になります。
エンコードFLV1 - 無料(ただしコンテンツ作成にFlashが必要)
FLV4 - 有料(ライセンス料が発生する)
デコードブラウザにFlashPlayerがプラグインとして組み込まれていれば必要なし
主な用途ストリーミング配信用
ホームページ埋め込み動画
Xvid (拡張子: .avi)
OpenDivXの開発者の一部が開発したMPEG4ベースの動画圧縮/伸張コーデック。
DivXNetworks社がOpenDivXを商用化しようとしたことに反発し、新たに開発されたフリーの圧縮フォーマット。(はてなより一部引用)
デコード(再生)にはDivXでも可能
(DivXがインストールされていれば再生が可能)
オールフリーで出来るのが魅力だが、正直画質はこの一覧の中ではあまり良くない部類になる。
画質を求めなければXvidでOK。
エンコード無料
デコード無料
DivXでも可能
主な用途保存用


この他、DVDで使用されているMPEG-2、QuickTimeやRealPlayerのフォーマット、また携帯電話用動画のフォーマット(3gpp)などがある。

ツール紹介

エンコードに使用するツールはたくさんあります。
その中で私が主に使っているものを中心に紹介します。

DivXエンコードDivXサイト で入手
デコード
ツールDivX Converter(DivXサイト で入手)初心者にお勧め
使い方説明 -> ストリーミング用ファイルの作成
Dr.DivX (DivX Labo で入手)
VirtualDub
使い方説明 -> VirtualDubModの使い方
VirtualDub MPEG-2
使い方説明 -> VirtualDubModの使い方
MediaCoder
Windows Media Videoエンコード特になし
デコード特になし
ツールMicrosoft MediaCorder
H.264エンコードh264/avc encoder
デコードffdshow
ffdshow tryouts
ツールVirtualDub
VirtualDub MPEG-2
MediaCoder
Flash Video
(FLV1)
エンコード特に必要なし
デコード特になし(ブラウザにプラグインとして Flash Player が必要)
単体で再生するなら Riva FLV Player
ツールRiva FLV Encoder
コンテンツとして配信する場合は Adobe Flash が必要
XvidエンコードXviDサイト で入手
デコード
ツールVirtualDub
VirtualDub MPEG-2
MediaCoder


ツール類には日本語対応されていないものが多いです。
一部のツールは有志によって日本語化パッチが作成されています。
下記のサイトを参考にしてみるといいでしょう。


多数のコーデックを扱う場合は、初心者でなければ VirtualDubVirtualDub MPEG-2MediaCoder のようなエンコードソフトがお勧めです。
ある程度慣れてきたり、加工処理を加えた圧縮・変換作業を望むのであればプラグインが豊富な AviUtl がお勧めです。
また最近、質問が多い FLV形式をAVI形式に変換 する場合、私は MediaCoder を使っています。
MediaCoderは名前のとおり、いろんなメディアのフォーマットを変換してくれるので、インストールしておいて損はないかと思います。
WAVファイルをmp3への変換にも使っています。

最後に・・・

ざっと、主なものを列記したが、初心者の方には試用期間を使った DivX をお薦めします。
はじめは DivX Converter を使って、慣れたら Dr.DivX で細かい設定をいじってみるといいでしょう。

ある程度経験がある方は、H.264/MPEG-4 AVC に挑戦してみるのもいいでしょう。
DivXほど普及していないため、配信目的には正直、現時点では向いていないのは確かだが、お気に入りの動画を保存用として作成するには高画質・高圧縮なのでもっとも適していると言えるでしょう。



Last-modified: 2015-04-23 (木) 11:47:52 (946d)